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(o・ω・o)ノ+++++ おしらせ +++++ヽ(o・ω・o)

【ふるさと東北の大切な宝物たち】松井大門水彩画展

場所 高周波文化ホール(新湊中央文化会館)
   富山県射水市三日曽根3-23 0766-82-8400
日時 8月16日(金)10:00~17:00
     17日(土)10:00~17:00
     18日(日)10:00~17:00
展示 流される前の東北風景
関連出版 日めくり(¥2,625)2種 ポストカードセット(¥1,050)2種


搬入作業ボランティア募集! 16日8:30現地集合


(o・ω・o)ノ+++++++++++++++ヽ(o・ω・o)  


今日、16日の日めくりは~♪詩画日めくり【ふるさと東北の宝物かけがえのない風景】より

青森県八戸市小中野宮城県牡鹿郡女川町浦宿浜



【画家松井大門流:東北復興支援】プロローグ#まとめ

2011年 9月。
場所は、ウィークリーJレジデンス新宿。
先生は、さっきから何やら熱弁している、もう喋りだして1時間は経ってるんじゃないかと思う。
昼に溜め込んだ蒸し暑い空気が、ようやく解き放たれるその時間帯、夕飯も済ませたし、後は風呂に入って明日のために早く寝たい。が、喋りだした先生を止めるすべは無い。
こんな時の先生は、まるで自分に問うように、自分の頭の中を整理するかのように話す。
だから、止めないのだ。
ここで、れんげが止めてしまえば、先生は自分の頭の中の森の奥で迷子になってしまう。(笑)と、いつもそう思って聞いている。


その森へは、軽装でないと入れないようだ。
道の途中、何かを想ったり見つけたりすると、「れんげちゃん、ちょっとこれ書いといて。」と、お願いされる。
画家なのに、紙もペンも持ち合わせていないらしい。
もしかすると、トレードマークの黒いベレー帽もかぶってないのかもしれない。
面倒だな。と思ったりもするが、たまにれんげの人生にとって役立つ良い言葉を口走ったり、先生個人のこれからやるべきこと、とても重要なことを発したりするので断ったことは無い。
しかし今回の森は広い・・・。
それもそのはず、銀座アトリエスズキでの企画展、そこへ訪れてくれた人々との出逢いと感謝、慣れない通勤ラッシュや、このビジネスホテル周辺に居つく野良猫たち。
森は広いし、登場人物も多いのだ。
この部屋の蛍光灯が白くて眩しいせいか、心地良い眠気のせいか。
はたまた・・・れんげも変な森に半分足を踏み入れてるせいか、目の前で嬉しそうに森を探索している先生の姿がうっすらぼんやり白っぽく見えてきた。
はたまた・・・? これはいかん。
 こんなどこにあるかも分からないような変な森で、軽装しかも楽しげなスキップで跳ねまわる
 怪しい爺さんと一緒に迷子になるのはまっぴらご免だ。(笑)
 先生が記せと仰ることの他に、れんげが後日自宅へ帰るための現実的要件を、こっそり
 書き足していたのは、このはたまたを回避するためのものだったのだろうと今は思う。


さて。ホテル周辺の野良猫たちも、そろそろ隣の小さな公園で夜の集会を始める時間だ。
先生の喋りを止めるわけにもいかんし、これはれんげが斧でも持って入り、森の木々をぶっ倒して出口を分かりやすくするしかないないのか・・・。
と、迷いながら斧を手にした瞬間。

「東北の絵を描きたい!」
「れんげちゃん、どう思う? 東北の絵を描こうと思う!」

キタ!先生がウサギを見つけたようだ。
 先生が聞いた「どう思う?」というのは、描くか描かないかではなく、それを決定したうえで
 他に何か思いつかないか?という問いであることは、これまでの付合い上よく分かっている。
変な森で見つけたこのウサギを追いかければ出口に着くんではないか。
後はウサギを見失わないように、先生に走ってもらうだけだ。
れんげは、『いいね!』と言って、たった今手にした斧を放り投げた。イイネ!(゚ロ゚*)ノ⌒φポイ
『じゃどうすると?取材は?東北には行くと?資金とかどうすると?』ただ頭に浮かんだ疑問を何も考えずに口にしたれんげ。
先生はこの乱雑な問いに、
「いや、行ければそれに越したことはないけど、描きたいのは震災前の風景。自分にも何かできる事はないかと考えていたけど、これなら自分にもできる。東北の人たちに、震災前の温かかった風景を残してあげたい、それを見て少しでも元気になってくれる人がいたら、それで良い。」

(温かかった風景を残したい)   ・・・か。じつに画家、松井大門らしい言葉。

だが、行かずに描けるんだろうか? それで "松井大門の絵" になるんだろうか?
たしかに、今行ったところで先生が描こうとしている風景は無いし、立ち入れない場所もある。
描くだけ。ただそれだけで言えば行く必要も無いだろう。
しかし、それでは松井大門の絵にはならない。
そこに住む人たちの心の中に大切に残っている風景と、無残にも変わり果てた荒地からその面影を紡ぐことで、松井大門の絵になるんじゃないかと思った。
『うん、わかる。でもそれじゃ尚の事、そこへ行ってその目で見て、いろんな人に会って、それから描かないと先生が思ってるような絵にはならないと思う。これまでだって先生が描き残してきた風景はそれあってのものだったし、それが松井大門の絵じゃないの?絵を描く前に、先生は東北へ行くべきだ。』
もう目の前だ。ぱっと拓けた出口で手招きするウサギ。
ぼんやり白っぽく見えていた先生の姿も、はっきり見えるようになっていた。
先生は、ひと呼吸おいたあとスッキリとした笑みを浮かべてこう言った。
「そうだ、東北へ行こう! 秋に! ちょうど東北へは さーちゃん(仙台に住む友人)に会いに行くつもりだったし、資金はどうにかしてみせる!」


これで、長らく喋りこんでいた先生の話もまとまった。
「よーし。やるぞ~~~~~!!!!!」
揚々と、先生は自室へ戻るため、この部屋の扉を開けて出て行った。
ヨシ!先生がその扉を開けてこそ、れんげにとっては変な森の出口。(笑)

おわり。







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